日本歴史改方

普天間宮

沖縄県宜野湾市普天間にある神社。宜野湾市で唯一の神社でもある。健康祈願や交通祈願をはじめ、合格祈願・安産祈願まで幅広いご利益をうけることができ、 航海安全や豊漁、五穀豊穣の神様としても古くから信仰されている。
現在の正式な社名は普天満宮となっているが、旧名「普天間宮」で記される事も多い。別称は普天満権現。

普天満宮洞穴

社殿裏には全長280mにおよぶ鍾乳洞がある。この普天満宮洞穴の内と周辺で沖縄貝塚時代前期後半以後(約3000年前)の遺物や2万年前の動物の化石などが多数発掘されており、平成3年(1991年)3月に宜野湾市の名勝に指定された。

年表

西暦出来事
15世紀中半熊野権現を合祀(尚金福王時代)
1868年3月神仏分離令
1871年5月近代社格制度制定
1945年沖縄戦などにより消失
神道指令
1953年奥宮再建
1960年社団法人普天間宮奉賛会、設立
1963年拝殿再建
1968年本殿再建
1968年〜1969年熊野三山より熊野権現を改めて勧請
1973年宗教法人に登記
2004年拝殿と本殿の建替えのために、仮殿に遷座

公開日:2024.06.01