日本歴史改方

江戸総鎮守 神田明神

正式名称・神田神社。 東京都千代田区外神田にあり、東京の中心ー神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、豊洲魚市場、108町会の氏神様。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、平将門命(たいらのまさかどのみこと)。

歴史

天平2年(730)に現在の東京都千代田区大手町・将門塚周辺に創建された。慶長5年(1600)に天下分け目の関ヶ原の戦いで徳川家康公が戦勝の祈祷を行ない、天下統一を果たしたことにより、江戸幕府の尊崇する神社「江戸総鎮守」として、将軍から庶民に至るまで多くの人々の崇敬を受けている。

年表

西暦出来事
730年創建
1600年徳川家康公が関ヶ原の戦いの戦勝祈願
1601年神田明神が駿河台の地に還される
1616年現在地に遷座
1657年明暦の大火により社殿焼失
1661年江戸幕府により社殿が再建される
1688年神田祭の行列が初めて江戸城内へ入る
1772年目黒行人坂の大火(明和の大火)により社殿焼失
1782年江戸幕府により社殿が再建される
1804年境内において勧進大相撲が行われる
1868年神田明神を神田神社に改称 准勅祭社となり神祇官直支配となる
1874年平将門霊神、大国主神祠内へ仮遷座 少彦名命の御分霊、新治県常陸国鹿島郡大洗磯前神社より神田神社本殿へ遷座
1923年関東大震災により社殿焼失
1934年社殿を鉄骨鉄筋コンクリート造、総漆朱塗で再建、御神霊が遷座
1944年東京大空襲により境内建造物が焼失(社殿は無事)
1948年再建

公開日:2024.05.22